タウシュベツ川橋梁
町が誇る『幻の橋』
【わたしたちのSDGsへの取り組み】
帯広から上士幌町三股(みつまた)までを走っていた旧国鉄士幌線(きゅうこくてつしほろせん)は
1939年に開通し、1987年に全線廃止となりました。
上士幌町の平地を抜けると、勾配のきつい山々を音更川に沿って走るため
大小たくさんのアーチ橋がつくられました。
その中でいちばん有名なタウシュベツ川橋梁は糠平湖(ぬかびらこ)という
ダム湖の建設に伴って線路の切替が行われたことにより、
その役目を終え糠平湖の湖底に残されることとなりました。
湖の水位に合わせて姿を見せたり沈んだりすることから幻の橋といわれており、
その分傷みが激しく、いつかは崩れてしまう運命です。
年によって異なりますが、7月から9月頃に糠平湖が満水となり、タウシュベツ川橋梁は沈みます。
1月頃から水位が下がって、また姿を現し始めます。
3月頃から全体が見えますが、この頃には湖上への進入ができなくなりますので、
タウシュベツ展望台は通年ご利用いただけます。
湖面にアーチが映るメガネ橋と呼ばれる時期は6月から7月頃が多いです。